テーマはプラグインと同じように、アップデート(更新)が必要になります。アップデートの方法はいくつかあるのですが、テーマを手動で入れ替える方法についてご紹介します。
テーマを手動で入れ替える方法
バックアップを取る(推奨)
はじめに、バックアップをとりましょう。バックアップとは、HPのファイルを取っておく作業のことです。テーマの入れ替えに限らず、WordPressでファイルの編集や削除をする場合はバックアップを取っておいた方がよいでしょう。元の状態に戻すことができるので、うっかり間違った操作をしても安心です。
バックアップの方法については、本連載の第14回の記事で解説しています。バックアップ用のプラグインについてもご紹介してあるので、併せてご覧いただければと思います。
新しいテーマを追加する
それでは新しいバージョンの「New Standard」を追加していきましょう。メニューバーの外観>テーマより、テーマ一覧画面の上にある「新規追加」をクリックしてください。
「テーマのアップロード」をクリックします。
ファイルの追加欄が表示されるので、新しいテーマファイル(新しいバージョンのNew Standard)を選択して「今すぐインストール」をクリック。アップロードを行います。
新しいテーマが追加できました。
プレビューで確認する
テーマが追加できたら、有効化をします。とその前に、見た目を確認しておきましょう。
先ほどの画面から「ライブプレビュー」をクリックすると、テーマの見た目を確認することができます。
有効化する
プレビューで問題なければ、テーマの有効化をします。テーマの一覧画面から、「有効化」ボタンをクリックしてください。
新しいテーマが有効化されました。これで、新しいバージョンの「New Standard」が使えるようになりました!
New Standard Ver1→Ver2への入れ替え時限定作業
New StandardをVer1からVer2へ入れ替える際は、もう2点だけ作業を行います。
サムネイルの修正
フロントページのサムネイルのサイズが変わっているので一括で修正します。
プラグインの追加
プラグイン>新規追加より「Regenerate Thumbnails」をインストールします。プラグインの追加方法が分からない場合は第13回の記事をご覧ください。
一括修正
ツール> Regen. Thumbnailsより設定画面を開いて「すべてのサムネイルを再生成する」をクリックします。画像の量が多いと半日ほど掛かりますが、ブラウザを開いたまま作業が終わるまで待ちましょう。(パソコンの電源を落とさなければ席を離れても大丈夫です!)
データベースのアップグレード
テーマに内包している機能を最新の状況で使うための作業です。画面上部に出てくる以下のボタンをクリックします。ポップアップが出てくるので「OK」をクリックしてください。
以下のように「Database Upgrade complete. 」と表示されれば更新完了です。
あとがき
テーマを手動で入れ替える方法についてご紹介しました。変更後は、テーマの設定やメニューについても確認しておくようにしましょう。